視察は、再公認の手続きで必要になります。

1.視察団
次のものは視察者になることができない。a)プログラムの関係者、b)プログラムに参加した生徒、c)過去5年間のプログラムの関係者。加えて、プログラムに何らかの利害関係があるものも。

2.視察スケジュール
プログラムディレクターは、視察の30日前までに、視察団に視察スケジュールを提出しなければならない。視察団はこれに修正を求めることができる。夜の活動は、視察者が翌日の準備をするために、事前の同意がない場合には含めない。

3.視察団の旅費
コースディレクターが視察団の宿泊先を手配する。視察者はそこまでの移動は各自計画する。コースディレクターは現地の輸送はできる限りサポートする。視察団は、WEAJの旅費規程に基づき、すべての旅費は返済される。

4.視察の実施
視察団は、プログラムの包括的なレビューと、すべての公認基準に報告に責任をもつ。視察により得られた情報、取扱に注意し扱われる。視察団は以下の事項について責任を負う。

  • 団体のマネージャーからプログラムの事務管理状態について聞き取りする。
  • 施設と備品のレビューを行う。
  • プログラムに関するスタッフにインタビューを行い、スタッフの就労状況を確認する。
  • 過去のプログラムの記録を確認する。
  • 過去の生徒の記録を確認する。
  • 課程・資格人認定委員会が特別に求めた情報を収集する。

視察期間中、視察者と現地スタッフとの情報交換はできる限りオープンにする。視察者は、現地でコースディレクターに報告書を開示し、内容の正確性を確認してもらう。視察団の報告は、30日以内に提出される。コースディレクターは、プログラムのインストラクターやマネージャーなどに報告を確認してもらう。

5.視察報告
視察団は、課程・資格認定委員会に視察後30日以内に、報告素を提出する。報告書には、それぞれの基準に対する評価結果の総括と、申請書になかった情報について報告する。視察団の報告は、事実に基づいた情報でなければならない。視察報告書は、プログラムの強みと限界を明らかにし、その解説を加える。視察報告は、公認に関わるいかなる示唆も含んではならない。

視察報告は、プログラムディレクターに10日以内に提出される。プログラムディレクターは、30日以内に、COELに、視察報告書の内容が正しいか、視察以降のプログラムの変更や変更計画について回答する。

プログラムディレクターからの回答は、視察団で共有される。何かコメントがある場合は2週間以内に、課程・資格認定委員会に申し立てる。視察報告は、COEL、プログラム、視察団のみで共有され、慎重に取り扱われる。

課程・資格認定委員会は、報告に不明な点がある場合は、視察団にコンタクトをとることができる。正確性を保つために、WEAの事務局スタッフ、課程・資格認定委員会、視察者は、プログラム関係者からの質問に回答してはいけない。質問の手続きは課程・資格認定委員会の代表が調整する。課程・資格認定委員会は、公式に公認の決定を行う唯一の組織である。公認の判断は視察報告と異なる場合もある。

6.視察の評価手順
視察の結果、プログラムは、公認手順同様に、視察団を評価する。視察者にはそれぞれフィードバックされる。これらの評価は課程・資格認定委員会によって1年ごとに行われる。

7.視察者の維持
視察者は、WEAカンファレンスにおいて、できる限り視察研修に参加する。この研修では、視察に必要な情報を共有する。