2024 WEA international COL Course Report

概要

10年に一度のWEAJ大ボーナス。アメリカでのWEAアウトドアリーダーが、2024年2月12日から2月21日まで、アーカンソー州、マウントニボ州立公園を舞台に行われました。COLを目指すキャンディデイトには、日本3名、台湾2名、フィリピン1名、マレーシア1名、アメリカ1名の8名のコースとなりました。

スケジュール

DAY1(2/12)DAY2(2/13)DAY3(2/14)DAY4(2/15)DAY5(2/16)DAY6(2/17)DAY7(2/18)DAY8(2/19)DAY9(2/20)DAY10(2/21)
1800グループギア
2000オープニングセレモニー
900食料計画
1000食料パッキング
1130キャンパスツアー
1600ラッセルビル発
1700キャンピンググランド着
900SPECクラス
1030遠征出発
1600サイト着
1630スチューデントティーチング
1730夕食
800スチューデントティーチング
1000キャンプサイト発
1100スチューデントティーチング
1230キャンプサイト着スチューデントティーチング
1630夕食
900キャンプサイト発
930トレイルテクニク
1000スチューデントティーチング
1330キャンプサイト着
1400キャンプサイトセレクション
1500スチューデントティーチング
1630夕食
900トレイルプロジェクト
1130ランチ&シャワー
1430スチューデントティーチング(リーダーシップ)
1730夕食
830キャンプサイト発
900登山開始
1200ソロサイト着
1245スチューデントティーチング(リーダーシップ)
1440中間評価
1530ソロ活動
600ソロ活動
1000ベースキャンプ着
1100WEA・アウトドアリーダーシップヒストリー
1300ステイトパーク
800ベースキャンプ発
900ATU LNTワークショップ
1300トレイル整備
1600ディションメイキング
1700セルフ・ピア評価
800WEAコースの開催方法
900ファイナル評価
1030キャンピンググランド発
1100セレブレーションランチ
1300装備クリーニング
1500ラッセルビル発
1600リトルロック観光

メンバー

キャンディデイト

陳姿妙(モリー)国立台湾体育大学大学院。学部時代は、生化学を勉強し、ガイド経験を経て、現在大学院で野外のプロを目指し勉強中。

玟均陳(ジュン)国立台湾体育大学4年生。野外教育の勉強は始めたばかりだか、コースを通じて、大学院への進学を検討中。

Ruth Louis(ルー)マレーシアにあるアウトドアプロバイダーであるWilderness Inspirationsインストラクター。ジャングル遠征を通じた豊富な知識と技術。

森本里花(リカ)IT系の会社を経て、ひの社会教育センターでのボランティ経験を経て、野外教育者の道に転身。現在アイルランドで武者修行中。

木村亮介(リョウ)国際自然環境アウトドア専門学校卒業。春より、しまなみ野外学校に就職。愛媛でWEA、LNTを広げてください。

花本朋伽(トモ)国際自然環境アウトドア専門学校卒業。7月よりニュージーランドにワーホリ留学予定。大きく成長して帰ってくるのを待っています。

Lito De Veterbo(リト)フィリピンのLNTをリードするミスターLNT。コース中のプラスチックを最小限にするなど、WEAインストラクターも彼から学ぶこと多。

Margaret Peacock(マーガレット)アラバマ州立大学歴史学教授。教授になっても学生のために野外の指導法を学ぶ謙虚さに脱帽。

インストラクター

Jay Post(ジェイ)WEA元会長、アーカンソー工科大学教授。今回のコースができたのもジェイが大学の授業をぬってアレンジしてくれたおかげ。

岡村泰斗(タイト)WEAJ代表理事、株式会社backcountry classroom, CEO。アジア各国の野外指導とネットワークをもち、アジアとアメリカの架け橋。

アプレンティス

Gabe GarMelo (ゲイブ)現WEA理事、GTGアウトドアディレクター。今回のオペレーションを担当。明日のWEAをよろしく。

宋伟(サンドス)中国で自然保育を実践する幼稚園を経験。野外指導の魅力と深さにふれ、現在中国にスタンダート作るべく奮闘中。

DAY1 2月12日(月)

午前組、夕方組に分かれて、リトルロック国際空港から、会場となるラッセルビルに移動しました。夕方組をピックアップに行っている間に、午前組がグループギアを準備して、夕方組が到着した20時より、全体ガイダンスとなりました。この日はみなまだまだ緊張している様子。緊張解けぬままの就寝となりました。

DAY2 2月13日(火)

いよいよコース本番となります。まずは食料計画を学び、今回はディハイドレーションフードの作り方を実践しました。1人一食ずつジップロックを使うため、なかなか環境にインパクトの大きい食料計画を経験しました。日中は、協力団体であるアーカンソー工科大学にキャンパスツアーに行きました。アジアにはないアメリカの大学のスケールの大きさとサービスの充実、そして一番盛り上がったのがカフェテリア(学食)のレベルの高さでした。キャンパスツアーの後、食料をパッキングして、ベースキャンプとなるMtニボ州立公園のキャンプグランドに移動しました。

DAY3 2月14日(水)

アメニティの揃うキャンプグランドから、いよいよ2泊3日のバックカントリートリップに出発しまし。周囲5km程度のニボ山をぐるっと周回し、中腹にあるバックカントリーキャンプサイトまで移動しました。ニボ山からは360度の地平線が見え、改めてアメリカのスケールの大きさを感じました。この日から、いよいよLODやティーチングが始まり、参加者の緊張感も増してきました。

DAY4 2月15日(木)

遠征中日となり、この日までに1人一回はティーチングを行いました。日本人はWEAJの日本語のデジタルハンドブックがあるものの、担当の概念を理解するだけでかなりの作業です。また例え英語でなくとも、コース四日目となれば、色々なストレスもたまってきます。この日は疲れの見え始めた日本人の参加者3名を対象に、夜日本人ミーティングをして、残りのコースがよりよくなるようにマインドセットしました。

DAY5 2月16日(金)

ニボ山のバックカントリーエリアから、残りのコースのベースキャンプとなる個人宅のヤードに移動しました。今回は、ジェイの務めるアーカンソー工科大学の授業とのハイブリッドのため、移動型の遠征は2泊3日のみとなりました。コース5日目となると、英語の壁を超えたコミュニケーションが見られるようになり、メンバーの距離もグッと縮まった様子。

DAY6 2月17日(土)

コース中日は、キャンプグランドに移動し、シャワーを浴びたり、洗濯したりと、のんびりリフレッシュの一日です。午後にはATUのボランティア学生と共に、ジェイが取り組むトレイル整備を体験しました。アーカンソーは州をあげてマウンテンバイクの誘致に取り組んでいるところ。赤土が出るまで、トレイルを削ったり、あえて作ったウェイブの谷間にたまった落ち葉を取り除くなど、マウンテンバイクのインパクトを減らすために、なかなか人へのインパクトが必要であることを学びました。

DAY7 2月18日(日)

コースも山場となり、参加者だけのグループハイクと、それに続くソロの時間となりました。一路ニボ山のベースに車で移動し、約400mを登り返す山行をイントラなしで行いました。その後プラトーの集合場所で、参加者2名イントラもしくはアプレンティス1名で中間評価を行い、コース終盤に向けてのゴールの再設定を行いました。それらの評価をもとに、各自森に散り、翌日1000までのソロの時間となりました。

DAY8 2月19日(月)

ソロがあけ、各自ベースキャンプに戻ってきたメンバーの一体感はさらに増しました。もう日本人参加者のしんどそうだった顔は全くありません。午後からはキャンプグランドに移動して、ATUの学生と、州立公園の歴史について学ぶ時間を共有しました。ジェイのいきな計らいで、コース参加者と、学生数名でグループを作り、州立の公園のインタープリテーションを体験しました。もうネイティブが相手でも腰がひける様子は全くなくなりました。マーガレットが担当したアメリカの歴史と伝承の話は、歴史学者だけあり、コース中最もシビれるティーチングの一となりました。

DAY9 2月20日(火)

アウトドアアクティビティではありませんが、参加者にとっては、これまで磨いてきたティーチングの総仕上げとなるATUの学生に対するLNTワークショップです。自国の人を対象にしても緊張するティーチングですが、英語で、しかも初対面の学生にティーチングとなると、緊張と気合もMAXとなりました。参加者に完全に一体感が生まれ、円陣を組んで気合をいれ、ワークショップに臨みました。

DAY10 2月21日(水)

コース最終日の午前中は、インストラクターと参加者の間で最終評価の時間となりました。COLは資格ですので、せっかくアメリカまで来たのに資格にとどかなかった人もいますが、10日間、自分のことも、他の参加者のことも、たくさん評価してきた結果ですので、誰もが納得の最終評価結果となりました。すっかり自分の家のようになったニボ山を後にし、地元のBBQレストランでサーティフィケーションセレモニーを行い、10年ぶりのWEAインターナショナルコースの幕を閉じました。

DAY11 2月22日(木)

23日のフライトまで時間がる居残り組で、州都のリトルロック周辺にある、ピナクルマウンテン州立公園と、4Hアウトドアセンターを訪れました。こちらは、2023年2月にも一度訪れたことがあり、バクさんにとってはなつかしい訪問となりました。ピナクルマウンテンでは、コースの感想動画やLNT動画の撮影を行い、4Hアウトドアセンターでh、スケールの違うアメリカのキャンプ場を体感し、プラスαの学びのお土産となりました。

参加者感想動画

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