LNT Cross Japan Hokkaido Course Report
KEENのサポートによって開催されるLNT Cross Japan。第一弾の北海道コースが終了しました。スケールの大きな北海道の自然公園の中、かつて見たこともない高いベアバック完成も。続きを是非ごらんください。
10月8日
9:00-10:00ガイダンス
ガイダンスでは、北海道の一筆マップにチャレンジ。いじればいじるほどなぜか九州に近くなっていく北海道に一同頭をかしげつつも、参加者のみなさんから北海道のすばらしい自然を紹介してもらいました。
10:00-12:00ティーチングクラス/事前の準備と計画
ティーチングクラスの役割分担を終えた後に、早速講師陣から事前と計画と準備にワークショップを行いました。登山遠征に行くときに必要な情報を考え、装備のビンゴゲームで楽しく原理を理解しました。
13:00-14:00たき火の最小限の使用
場所を中島公園に移し、インストラクターからティーチングクラスの見本。かまどをつくるだけなのに、ほんとに火を起こさんばかりの薪を集めるグループも。みなさんたき火が大好きそうでした。
14:00-15:00SPECモデル
いよいよ参加者の自分でティーチングクラスをつくるために大原則となるSPECモデルの説明です。ロープを使ったワークショップで、ティーチングスタイルにより、学習効果の違いを理解し、SPECモデルのパワーを実感しました。
15:00-16:00ティーチングクラス作り
グループに分かれて、中島公園の自然環境を活かしたティーチングクラスを考えました。すぐにテーマが決まるグループもいれば、最後の最後まで悩むグループも。魅力的な指導って難しいですね。
16:00-17:00他のビジターへの配慮
10月9日
9:00-10:00影響の少ない場所での活動
いよいよ、ティーチングクラスの本番です。トップバッターは、テントサイトをテーマにした影響の少ない場所での活動。ところがだんだん方向性がずれて、テントの張り方講習に!?最後は講師がしっかりフォロー。
10:00-11:00ゴミの適切な処理
前日最後まで悩んでいたグループは、ゴミの分解速度をテーマにしたおもしろいワークショップを考えてくれました。事前の情報収集もしっかりできていて、講師陣もとてもためになりました。
11:00-12:00見たものはそのままに
すごく広くて難しいテーマに挑みましたが、私たちが野外活動を行うことによる身近な痕跡をテーマに、とても親近感のあるティーチングとなりました。
13:00-14:00野生動物の尊重
前日より、スタートダッシュの良かったこのグループは、野生動物によくない人間のさまざまな痕跡を再現。中でも松ぼっくりでつくったウ○コのリアリティは秀逸。最後は、北海道な豊かな林を活かし6m近くあるベアバックを完成させました。
15:00-17:00ワークショップの開催の仕方/修了式
北海道YMCAに戻り、LNTワークショップの開催の仕方や、ワークショップをつくるための情報提供をした後、まずは優れたティーチングクラスを行ったチームにKEENアワードの進呈です。最後に、参加者全員に修了証書の授与。北海道でLNTの魅力を伝えていってください。