大会テーマ:復興×野外教育〜東北を支える人づくり〜

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共同代表挨拶

Flyer(ご自由にお使いください)

Access 夢メッセみやぎ

Registration 参加申込

Program 大会要項

Post Conference Excursion ポストカンファレンスエクスカーション

Call for Workshop ワークショップ発表申込

リサーチゼミナール発表申込

カンファレンス展示ブース募集

Accommodation 宿泊

Exective Committee(実行委員会)

Sendai Tourist Information(English/中文

 

オープニングキーノート

6月25日(土)13:00-14:30
Teaching Judgment through the WEA curriculum
Francois Guilleux, Ph.D.(President-elect of WEA)

スクリーンショット 2016-05-10 19.40.36国際的な野外教育指導者のスタンダードとなっているWEAカリキュラムの中で、すべての知識、技能を活用するためのスキルとして位置づけられている”Judgment(判断力)”。このスピーチでは、野外教育指導者にとって、いかに判断力が重要か、その判断力をWEAカリキュラムでどのように養うのか紹介します。

エンディングキーノート

6月26日(日)13:00-14:00
女川町の復興とそこから考えるリーダーシップ
須田善明(宮城県女川町長)

スクリーンショット 2016-03-24 20.04.46 1972年女川町生まれ。明治大学経営学部経営学科卒。株式会社電通東北(現:株式会社電通東日本)勤務を経て宮城県議会議員(3期)。東日本大震災後の2011年11月に県議を辞し女川町長に初当選(1期目)。現在は家族と共に仮設住宅暮らし。主な役歴として自民党宮城県連幹事長(2009.9~2011.10)、自民党青年局中央常任委員会議長(2010.6~2011.10)、内閣府「選択する未来」委員会地域の未来WGメンバー(2014)等。

パネルディスカッション

6月26日(日)14:00-15:30
地域と世界の人をつなぐみちのくの自然

kekに阿コーディネーター兼パネラー:安田 健司(MORIUMIASU)/2011東日本大震災により壊滅的なダメージを受けた宮城、岩手の沿岸部で、自然体験活動を通じ、地域の復興と、東北の再生を目指す組織、団体から、沿岸部の現状、活動の実際、自然体験活動を通じた沿岸部再生の未来図を紹介し、自然教育が東北の復興に果たす役割、期待、可能性について探ります。
スクリーンショット 2016-02-03 15.14.40パネラー:似田貝 諭(環境省東北地方環境事務所自然保護官)三陸復興国立公園の制定に尽力した他、公園内での自然保護や自然体験プログラムの企画・運営を行う。また、今世界が注目するロングトレイル「みちのく潮風トレイル」のルート開発などを手掛ける。
スクリーンショット 2016-03-24 19.56.25パネラー:村上 美智子(ファーストアッセントジャパン代表)仙台を中心に活動しているクライマーでファーストアッセントジャパンを設立。震災後壊滅的なダメージを受けた宮城県沖の金華山島にて、美しい花崗岩の岩場を再生し、ロッククライミングのエリアとして開発を行う。ロッククライミングを通じて東日本大震災の被災地での観光振興、スポーツ振興、自然環境再生に取り組む。

ワークショップ

セクション1 6月25日(土)15:30-17:00
スクリーンショット 2015-04-21 7.13.13Introduction to Global Outdoor Adventure Leadership (GOAL) Program
Guan-Jang Wu(National Taiwan Sport University)
GOAL is a brand new summer intensive 6-week outdoor leadership program that operates in Taiwan by National Taiwan Sport University and Indiana University. We aim to provide the highest quality of theory-based adventure education and outdoor leadership training. In the global outdoor community, we include reliable certificates that meet the highest standards such as; AAEE Assistant Facilitator, LNT Master Educator through NOLS, WEA Outdoor Leader, WMA WFR, and ACA Canyoneering Leader Level 1.
このワークショップでは、お隣台湾で、国際的な野外教育指導者資格を、6週間の集中コースで一気にとってしまう斬新なプログラムを紹介します。アジアの野外のレベルを肌で感じましょう。
スクリーンショット 2016-04-28 16.38.55Who's PP?
林綾子・水津真委(びわこ成蹊スポーツ大学)
WEAの創始者であり、OBS、NOLSなど世界の冒険教育発展の礎を築いた団体における重要な役割を果たしたPaul Petzoldtについて、どんな人で何を伝えようとしていたのか理解を深めます。特にPP語録から彼の考えやWEAカリキュラムのエッセンスを学び、WEAカリキュラムの理解を深め、現場指導への活用について考えます。
 スクリーンショット 2016-05-02 21.15.03感じてみようリーブ・ノー・トレイス~入門編~
西島大祐(鎌倉女子大学短期大学部)
ここ最近日本で急速に広まり始めた「リーブ・ノー・トレイス」ですが、まだ「何のことだかよくわからない」という人や「名前を聞いたことはあるけど実際に何をしているのか知らない」といった人も多いはず。そこでこのワークショップではリーブ・ノー・トレイスのベースとなる「7原則」を中心に取り上げ、初心者向けにやさしく紹介していきます。環境教育の実践に興味のある人や、これからリーブ・ノー・トレイスを勉強しようと思っている人には特におすすめです!
スクリーンショット 2016-04-29 18.22.18九州における経営者/ビジネスマン向け野外研修の事例について
古谷繁明(エンカレッジ株式会社)
九州の事例発表として、大分県九重連山を舞台にした経営者/ビジネスマン向けの野外研修についてレポートします。昨年5月に開催した第1回は、『CEOキャンプ』と銘打ち、全国でも例を見ない経営者限定の研修となった。その後好評につき、2回目を開催。今後も九州地区で継続的な開催を予定しています。0からの企画立ち上げ、実際の研修内容や事業としての可能性、参加者のニーズや感想、その後の効果についてお話します。今後、野外教育を職業としていきたい方、野外教育を世の中のニーズとして捉えていきたい方は必見です。
セクション2 6月26日(日)9:00-10:30
gorelick copyHow to be human: The role of culture and human-ness in an international standardized curriculum
Benjamin Gorelick(the Mountain Training School)
In this workshop, we’ll explore the WEA standards and how you might integrate your culture, values, beliefs, and ‘human-ness’ into a curriculum that is meant to be universal. Participants will receive a basic framework for including ‘human’ elements into a standards based curriculum, develop a curriculum map for leadership training that includes these elements, and have the tools to take these elements back to their school or guiding company.
このワークショップでは、あなたの文化、価値感、信念、人間性が、WEAカリキュラムのユニバーサルデザインといかに融合するか解説します。参加者は人間性を構成する要素を考え、カリキュラムに当てはめ、リーダーシップトレーニングのためのカリキュラムマップを作成します。最後にみなさんの団体に応用できるツールを手に入れることができます。
スクリーンショット 2016-04-28 16.59.04スカッとヤガイ
岡村泰斗(backcountry classroom Inc.)
野外教育の長い歴史の中で、たくさんの団体、たくさん用語、たくさんの専門領域が生まれてきました。時代と共に名称や包括する内容が変わったりして自分が一体になんの専門家なんだかややこしくてよくわからなくなっちゃいますよね。このワークショップでは、近現代の野外教育の枠組みをレビューすると共に、北米における最新の団体情報、専門領域を紹介し、野外教育の新たな枠組み、方向性を話し合います。みなさんのご自分の専門性を再確認し、目指すべき方向性をスカッと解決。
スクリーンショット 2016-05-02 8.01.42山のトイレ −オリジナル携帯トイレの作成法−
濱谷弘志(北海道教育大学)
日本ではここ数年の登山ブームによって、若者から中高年まで多くの登山者が各地の山域を訪れています。そこで問題となってくるのが排泄物の処理です。北アルプスや山小屋を有する山域ではトイレを常設していますが、トイレがない山域ではそのまま排泄をしてしまい、環境の悪化が問題となっている所も少なくありません。そのような経緯から、最近は市販の携帯トイレの普及が徐々に広まっています。このワークショップでは、ホームセンターなどで買える身近な材料を使いオリジナル携帯トイレを作ります。あなたも自作の携帯トイレを持って登山に出かけ、リーブノートレイスを実践しませんか?
 スクリーンショット 2016-05-01 11.37.35トリッププランニング
徳田真彦(北翔大学)
今日、登山の主流な地図として扱われている「山と高原地図」通称エアリアマップ。皆さんも一度は使ったことがあるのではないでしょうか。カラー、防水加工、見どころが書いてある、何より山行時間まで書いてあるなどとっても便利!ですが、このワークショップで使用するのは、国土地理院発行「1/25000地形図」です。地形図って…、白黒だし、雨に弱いし、よくわからない記号だらけだし、もちろん山行時間なんて載っていないし…不便だなぁ。そんな印象もあるのではないしょうか。ですが、地形図もちょっとしたテクニックを知ることで、山行時間を知ることもでき、エアリア以上の情報がどんどん見えてきます。このワークショップを終えた後には、あなたも「地形図」の魅力の虜になっているはず!
セクション3 6月26日(日)10:45-12:15
スクリーンショット 2016-04-30 12.57.58野外教育をナリワイとするために
島崎晋亮(信州アウトドアプロジェクト:SOUP)
「野外教育」ってまだまだ世の中では一般化していない言葉ですが、だからこそビジネスチャンスだと信じSOUPを立ち上げ、早10期目。まだまだ発展途上ではありますが、「なぜSOUPがこれまで続けてこられたのか」について包み隠さずお話しします。それをもとに、今後、野外教育という言葉が一般化される日が来ることを目指し、これからの社会の中でナリワイとするために必要となる要素についてみなさんと一緒に考えてみましょう。
スクリーンショット 2016-04-28 16.48.35これがほんとのSAMスプリント
岡村泰斗(backcountry classroom Inc.)
今日では野外応急処置の簡易固定法としてすっかりおなじみのSAMスプリント。あらっまだ知らない。じゃあ参加した方がいいですよ。えっいつも使っている。それならなおさら参加してください。何となく分かっているつもりのSAMスプリントですが、それで本当に目的を果たし、野外での過酷な状況で使うことができますか?今さら聞けないSAMスプリント。You Tubeにものっていない本当の使い方。このチャンスにSAMスプリントの正しい使い方をしっかりゲットしちゃいましょう。
スクリーンショット 2016-05-01 11.38.00リサーチゼミナール
コーディネーター:徳田真彦(北翔大学)
野外教育は理論と実践が融合をすることで、より高いレベルの指導や、教育を行うことができるようになりますが、このワークショップでは、まさに理論の礎を築く「研究」に関して見つめていきます!これから分析や執筆をはじめる研究や、これから研究を始めるリサーチプロポーザル(研究計画)など、現在進行形の研究をこの機会にぜひご紹介ください。その研究がより良くなるように、参加者で、フランクにディスカッションをしたいと思っています。さまざまな人から自分の研究を見てもらうことによって、普段は見えてなかった視点から研究を見つめることができたり、もしかしたら調査対象の確保、なんて事もあるかも!より良い研究を目指して、全国の大学生、大学院生、研究者の皆様の発表やご参加をお待ちしています!