Title: Make Difference in Wilderness Educaiton(ウィルダネス教育とは)/Presenter: Mark Wagstaff (Radford University)/Abstract: この基調講演では、アメリカにおけるウィルダネス教育の考え方、ウィルダネスの概念について解説するとともに、組織キャンプや登山ガイドのとの共通点と相違点を考えます。我が国でウィルダネス教育を展開していくにあたって、とても重要な基礎情報を提供します。
ワークショップ
セッション1(11:00〜12:30)
Title: Leave No Trace from Your Home!(あなたの家からリーブ・ノー・トレイス)/Presenter: Hui Yu Tsai(National Taiwan Sport University)/Abstract: アメリカで発展した野外活動のための環境倫理と行動であるリーブ・ノー・トレイスについて、アメリカ、台湾、香港のプログラムを紹介します。また「フロント・カントリー」「PEAK」「ビッグフットプログラム」についてみなさんと考えます。
Title: 嵐の大地パタゴニアでのガイドトレーニング(Mountain Guide Training in Stormy Country, Patagonia)/Presenter: Tao Ui(宇井太雄)/Abstract: WEAのカリキュラムを使い、登山ガイドの養成を行っているMountain Training School(MTS)と、このスクールで最も過酷な42日間の北パタゴニアの氷河におけるコースの中で、クラスの様子や、Leave No Traceが以下に実践されているかについて紹介します。
Title: 体験!ウィルダネス ファーストエイドの考え方と基礎(Basic Practice and Theory Wilderness First Aid)/Presenter: 豊田啓彰(Wilderness Medical Association Japan) Hiroaki Toyota/Abstract: 野外・災害救急法とはアウトドアでの事故に備える先進的、総合的なファーストエイドです。北米では、特定エリアで活動するアウトドア事業者の必須資格とし て位置づけられているウィルダネスファーストエイド。そのファーストエイドのコアとなる基礎概念と傷病者評価システムを中心に紹介、体験していきます。
セッション2(13:00〜14:30)
Title: Slacklining for Everyone Act 1(みんなでスラックライン1)/Presenter: Lu, Hsing Yi(National Taiwan Sport University) et. al./Abstract: スラックラインは、ヨセミテのクライミングキャンプで発展したぴんと張ったロープで行うバランスの芸術品です。このワークショップでは、スラッグラインの正しい張り方、行い方に加え、簡単なトリックにみなさんでチャレンジしてみましょう。
Title: 我が国のウィルダネス教育におけるウィルダネスの意味をどのように捉えるか (The Meaning of "Wilderness" in Japanese Wilderness Educiton)/Presenter: 西島大祐(鎌倉女子短期大学)Daisuke Nisijima (Kamakura Women University)/Abstract: 本ワークショップでは、今後我が国でウィルダネス教育が展開されるにあたって課題となる、「ウィルダネス」という概念をどのように解釈し捉えていくかについて、皆さんとともに議論を深めていきたいと考えています。