Jim Sibthorp, Ph.D.(ユタ大学パーク&レクリエーション学部教授)
紹介
2000年インディアナ大学にて博士号取得。ユタ大学教授。全米キャンプ協会調査研究委員、アウトワードバウンド研究委員、体験教育学会理事、全米パーク& レクリエーション学会理事など、冒険教育、組織キャンプ、実践、研究の垣根を超えて、全米の野外教育シーンで幅広く活躍する、次世代のアメリカの野外のリーダーです。
要旨
このキーノートでは、ウィルダネスプログラムが青少年の成長にいかに効果的か、そのために我が国の公共の野外活動センター、高等教育機関が何をすべきか、世界の最先端の情報を、研究成果や、海外動向を基づき提言してもらいます。初めに、野外教育プログラムの質を維持するために、団体の公認システムや、指導者の資格システムについて、全米のスタンダードについて理解します。次に、指導者養成の中核を担う、高等教育機関について、どのように野外教育の高度職業人や研究者を育成しているか解説します。最後に、それらのシステムに支えられた高度なウィルダネスプログラムが、青少年の成長になぜ効果的なのか議論します。