コーディネーター徳田真彦(北翔大学)
野外教育は理論と実践が融合をすることで、より高いレベルの指導や、教育を行うことができるようになりますが、このワークショップでは、まさに理論の礎を築く「研究」に関して見つめていきます。
コーディネーター徳田真彦(北翔大学)
野外教育は理論と実践が融合をすることで、より高いレベルの指導や、教育を行うことができるようになりますが、このワークショップでは、まさに理論の礎を築く「研究」に関して見つめていきます。
新たに施行される「WEA Outdoor Leader Training Course:OLTC」について、カリキュラム、開催方法、登録方法、経費について解説します。
対象:WEA Outdoor Educator及び取得希望者
※WEA有資格者以外の方も聴講可能です。
“プレカンファレンスWEAインストラクターズコース<6月21日14:00-15:00>” の続きを読む
中村正雄(大東文化大学)
野外における活動の充実と安全の確保は、しばしばトレードオフ(一方を達成しようとすると他方を犠牲にせざるを得ない状況)といった関係になることがあります。安全を確保して活動中の事故を防ぐことは極めて重要なことですが、野外における安全マネジメントは事故を起こさないことだけを目的にするのではなく、安全を確保するとともに活動を充実させていくことも目指していきたいものです。 “WEAJワークショップ「野外における安全マネジメント -レジリエンス・エンジニアリングの視点から-」” の続きを読む
山寺圭(一般財団法人エマージェンシー・メディカル・レスポンダー財団(EMR財団)/在日米海軍横須賀基地)
1.戦術的戦傷救護(TC3)とは何か?その誕生と歴史的背景、変遷について
・第二次世界大戦~ヴェトナム戦争~イラク・アフガン戦争における傷病兵の生存率の変遷
・戦場救護の転換点―ソマリア・モガディシュの戦い
・増加するテロリズムとアクティブシューター(銃器による乱射事案)、大規模災害(多数負傷者事案)への対応とその類似点
・TC3からTECCへ―治安機関の病院前外傷救護対応への取組みと今後の展望 “WRMJワークショップ「戦術的戦傷救護(TC3)と日本での運用 ~ウィルダネスファーストエイドとの類似・相違点、TC3における法的側面~」” の続きを読む
大嶋元(特定非営利活動法人ピッキオ)
長野県軽井沢町は、浅間山麓に広がる標高1000mの高原上に位置している。避暑地として年間800万人の観光客や別荘者が訪れ、ハイシーズンの8月には多くの避暑客でにぎわう。また豊かな自然に恵まれており、町の北半分は上信越高原国立公園と浅間鳥獣保護区に指定されていることもあり、町内にはツキノワグマ(以下クマ)をはじめとして多くの野生動物が生息している。奥山(国有林)と住宅地の間の森林には、夏期のみ利用される別荘地が点在しており、野生動物と人間とのバファーゾーン(緩衝帯)となっている。1990年代後半、別荘地のゴミ捨て場でゴミに餌付いたクマがエサを求めて頻繁に出没するようになったことをきっかけに、ピッキオは軽井沢町から委託を受けて現在までクマ保護管理活動を続けている。 “WEAJワークショップ「アウトドア活動時における野生動物との遭遇リスクとその対処法」” の続きを読む
山本亮司(神戸YMCA/WMTCアシスタントインストラクター)
WMTC(Wilderness Medicine Training Center)では全米の野外救急法の実践ガイドラインに基づき、国内でWFAとWFRコースを開催しています。このワークショップでは、避難方法に大きな影響を与える脊椎のマネジメントについて考えたいと思います。 “WRMJワークショップ「野外救急における脊椎保護の考え方」” の続きを読む
Chung-chi Wu(Civic Education and Leadership, National Taiwan Normal University) “Low-Impact Mountaineering: Research of Management Strategy, Program Implementation and Effectiveness Evaluation for Sustainable Natural Environment” の続きを読む
タイトル:What’s Professional
スピーカー:Jay Post, Ph.D.(WEA board)
趣 旨:WEAは、40年間続いた、18ポイントカリキュラムを改組し、2008年に現在の6コアコンポーネント(野外生活技術・遠征計画・リーダーシップ・リスクマネジメント・環境スキル・教育)を開発しました。5年間の試行的運用期間を終え、その成果を踏まえ、この度、より専門性を高めた資格体系へと変革しました。このキーノートでは、なぜ変革を必要としたのか、野外教育における専門家(プロフェッショナル)とは何かアメリカの野外の最新情報を提供します。
タイトル:ITは山の安全をどこまで守れるのか
概要:近年ITの進歩により、以前には考えられなかった便利な山の情報及び救助システムが開発されています。一方で、十分な知識や技術がなく、登山を行うユーザーへの安全啓発も課題となっています。このシンポジウムでは、ITを活用した最先端のリスクマネジメントシステムを紹介するとともに、今後我々野外プロバイダー及びユーザーがこれらの技術をどう活用すべきかを考えるための時間とします。
パネラー:猪熊隆之氏(株式会社ヤマテン)
久我一総氏(AUTHENTIC JAPAN株式会社/ココヘリ)
春山慶彦氏(株式会社ヤマップ)
※順不同
コーディネーター:岡村泰斗(株式会社backcountry classroom)
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