プレカンファレンスエクスペディション

今年のプレカンファレンスエクスペディションは、日本のアルピニズムのシンボル、槍ヶ岳に。今年はWEAからのゲストだけでなく、現在設立準備中のWEA-Chinaからのゲストも加わります。世界中のWEAの仲間たちに日本の山を紹介できてワクワクしますね。この季節山頂付近はまだまだ雪が残っていますが、残雪の北アルプス初挑戦の方も是非どうぞ。装備の相談もお気軽にお問い合わせください。
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アウトドアリーダーシップを考える

林健児郎(WEAJ理事・広島YMCA)
島崎晋亮(WEAJ理事・株式会社信州アウトドアプロジェクト)
hayashi_kenjiro@hiroshimaymca.org

個人や集団が目的を達成するために、私達は様々なかたちで支援を行います。野外指導者として、参加者の成長を助けるために、私たちはどのようなリーダーシップを取ることが望ましいでしょうか。このワークショップでは、WEAで用いられるコンディショナル・アウトドア・リーダーシップ理論などをもとに、野外でのフレキシブルなリーダーシップスタイルについて、参加者のみなさんと一緒に理解を深めていきたいと思います。
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山岳救助現場からみたリスクマネジメント

長野県山岳遭難防止対策協会

1.ワークショプの概要
1.1.救助部(県警察本部山岳安全対策課)
・遭難現場の実態
・遭難しないために
・もし遭難してしまったら
1.2.防止対策部(観光部山岳高原観光課)
・リスク回避のための
・登山計画書作成・提出
・信州 山のグレーディング利用
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WEA流アウトドアティーチング

森本弘太(Encourage Inc.)
岡村泰斗(backcountry classroom Inc.)

みなさん、アウトドアで、「どうしたら魅力的なインタープリテーションができるのだろう?」「登山にポストイットやマーカーを持っていけずにいつものワークショップができな」など、悩まれたことはありませんか?野外遠征を行うWEAでは、ほとんどのティーチングを野外の中で、限られた装備を用いて行います。そのティーチングをより効果的に、かつ楽しくする魔法の言葉がSPEC(スペック)です。このワークショップでは、SPECを理解し、みなさんの日頃のティーチングを、より良いものに確実にレベルアップします。
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WEAでアウトドアリーダーシップを磨く

林綾子(WEAJ理事・びわこ成蹊スポーツ大学) 
林健児郎(WEAJ理事・広島YMCA)
“Wilderness Education Association” って何?WEAJって何?まだまだ日本では知名度の低い団体です。このワークショップでは、WEAやそのカリキュラム、指導者資格などについての理解を深め、WEAと“つながる”ことで、参加者のみなさんのアウトドアリーダーシップをどう強化し、それぞれのプロフェッションに“つながる”か、どう日本の野外教育発展に“つながる”か、今回のカンファレンスのテーマをみなさんと一緒に具体化したいと思っています。 “WEAでアウトドアリーダーシップを磨く” の続きを読む

ドローンを利用した山岳遭難者の捜索活動の状況について

小関賢次(株式会社トラジェクトリー代表取締役)
近年ドローン(無人航空機)は様々な分野にて社会導入の実験が進められています。山岳遭難者を捜索する活動においても、2016年より導入の検討が始まり、昨2017年より実際の捜索現場へ投入が始まり、2018年は遭難直後におけるドローン捜索導入も進められています。本ワークショップでは、遭難者捜索の現場におけるドローンの活用方法を具体的な事例をもとにご紹介させて頂きながら、捜索活動におけるドローン活用の効果と課題、そして今後に向けた取り組みについて考えたいと思います。 “ドローンを利用した山岳遭難者の捜索活動の状況について” の続きを読む

遭難時の家族の負担を減らすための登山計画書および山岳保険

井関純二(一般社団法人山岳寄付基金(やまきふ共済会)代表理事/株式会社インスクエアコンサルティング代表取締役)

ご存知の通り山岳遭難事故は年々増え続けここ数年は高止まり状態と言われています。その中で山岳遭難の救助体制は大きく変化してきており、それに伴い埼玉県の防災ヘリ有料化など遭難者や自治体の金銭的な負担や課題にも影響が出てきています。
そこで数多くの遭難者およびその家族と接する機会がある山岳保険を扱う立場から、山岳遭難事故の実例に基づき以下の項目についてお話させていただき、登山計画書と山岳保険について考える機会になればと思います。 “遭難時の家族の負担を減らすための登山計画書および山岳保険” の続きを読む

Leave No Trace を信州型自然保育に活かす

鑓水愛(株式会社信州アウトドアプロジェクト)
Leave No Trace(以下LNT)とは、自然を利用するすべての人が、環境に対する責任をもち、楽しく利用するための環境倫理プログラムです。すべてのテクニックが、7つの原則を基にしており、誰にでもわかりやすく、楽しく実践することができます。また、WEAJは、国内で唯一LNT Center for Outdoor Ethicの加盟団体となり、国内で、LNTの普及をオフィシャルに行う唯一の団体です。 “Leave No Trace を信州型自然保育に活かす” の続きを読む