日本山岳ガイド協会がすすめるファーストエイド講習

投稿日:

14:30-16:30@会議室4
淺井悌(利尻島国保中央病院副院長/公益社団法人日本山岳ガイド協会ファーストエイド担当理事)
近年、本邦でもガイドが顧客の安全を請け負ってツアーを行うことが一般的なりつつあります。そこで、2007年度より日本山岳ガイド協会では、山岳ガイドに対して、特殊環境での野外ファーストエイド講習会を開催しました。さらに、ガイドの公的資格化へ向け、ファーストエイド領域の教育要綱を現在策定中です。しかしながら、本邦での野外ファーストエイドの歴史は浅く、講習内容の質を担保するために、海外のガイドラインを参照したり、講師をwilderness medical societyの研修会に派遣したり、日本救急医学会へ野外ファーストエイドの指針作りの必要性を提言しています。今回は、比較的傷病者に接することが多いガイドへのファースエイド講習を誰がどのように提供しているかということお話しさせていただき、現状の問題点をみなさんと共有したいと思います。

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