トレイルランニングレースにおける救護体制の確立に向けた北里大学病院の取り組み

投稿日:
14:30-16:30@会議室1
稲垣泰斗(北里大学病院救命救急・災害医療センター医師)

トレイルランニングレースは、「広大」な「野外環境下」に「多数の選手」が入り込む、都市型救急システムが通用しない中での特殊なマススポーツイベントです。その救護体制を考えたとき、マスギャザリング救急医学に野外救急を合わせた新たな概念が必要となってきます。

我々は、地域で開催されているトレイルランニングレースに、病院として医療従事者を派遣、また救護体制全体へのアドバイスを行い、その確立に努めてきました。

救護所だけでなく、メディカルスタッフをランナーとして走らせることの意味、他部門との連携と情報伝達の重要性、またその限界や課題など、我々の行っている取り組みを情報提供としてお話しさせていただこうと思います。

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