(目的)
第1条 この協定は、Wilderness Education Association Japan(以下WEAJ)とWilderness Medical Training Center(以下WMTC)のライセンス団体であるbackcountry classroom Inc.(以下BC)が、包括的な連携のもと、人材、情報、資源等で相互協力し、我が国の野外教育の発展に寄与することを目的とする。

(前提)
第2条 当事者は以下の前提により連携を行う。
一 WEAJは、我が国の野外教育の発展に寄与するために、WEAカリキュムラの普及振興及びWEA指導者の育成を行う。野外救急法は同カリキュラムに含まれており、同指導者資格を維持するために必須となっている。
二 BCは、我が国の野外教育の発展にために、指導者養成、教材開発、調査研究を行う、民間営利団体である。同団体は、国内で唯一WMTCのライセンスを取得し、野外救急法インストラクターの育成が可能な唯一の団体である。
三 WMTCとBCは、商用非独占インストラクター同意書を締結しており、事前の書面による了承なく、BCが第3者と商用連携することは認められていない。

(内容)
第3条 両者は以下の事項について連携する。
一 野外救急法コースの共同開催
二 双方の年次会合における人材派遣
三 双方のメンバーに対するコース参加の優遇措置
四 双方のコースの告知・宣伝
五 その他双方で合意した事項

(人材)
第4条 前条に挙げる事項を円滑に推進するために、双方から、もう一方の団体に理事及び執行役員を派遣することとする。
二 理事の任期は、双方の規定に基づくこととする。
三 理事に関わる経費は、双方の規定に基づくこととする。

(期間)
第5条 この規定の有効期間は、2015年12月21日から、2018年12月21日とし、双方から意義申し立てがない場合は、三年ごとに自動更新することとする。

(細目)
第5条 この協定に定める事項について疑義が生じたい場合、双方誠意をもって、協議解決を図るものとする。
二 有効期間内においても、双方の合意のもと協定の修正ができる。
三 協定の効力は、有効期間内は維持されるものとする。

締結
2015年12月21日