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募集要項 申し込み

北海道の屋根大雪山系を舞台にWEAとLNTの指導者養成コースを行います。野外指導者に必要なWEA6コアスキルを学習し、大雪山への遠征を通じ、野外リーダーとしての判断力、問題解決力、リーダーシップを養います。コースを修了すると、ウィルダネス環境下で参加者の安全を確保し、環境に責任を持って教育活動のできる能力の証であるWEAアウトドアリーダーか、その指導のできるWEAアウトドアエデュケーターの資格を取得することができます。また、LNTトレーナーの指導と資格を公認することのできるLNTマスターエデュケーターを取得することができます。

LNTコースのみの参加

1.主催
Wilderness Education Association Japan

2.協力
国立大雪青少年交流の家

3.日時
開始:2014年9月13日(土)18:30
終了:2014年9月26日(金)21:00

4.場所
国立大雪青少年交流の家及び大雪山系

5.募集
最大12名/最少催行6名

6.指導
WEAエデュケーター/NOLSインストラクター 若干名

7.資格
WEA Outdoor Educator もしくはOutdoor Leader/LNT Master Educator
※WEAの資格を取得するためには規定野外救急法の資格が必要です(HP参照)。
※WEA Outdoor Educatorを受験するには10年以上野外指導に従事し、196日以上の指導実績が必要です。
※WEA Outdoor Educatorを取得するためには、野外教育の専門機関に所属していなければなりません(例、大学、青少年教育施設、民間野外教育事業者、関連団体等)。

8.費用
140,000円(指導費、教材費、公認費、実費を含む)

9.振込
銀行:ジャパンネット銀行
支店:すずめ支店
口座:5535193
名義:ウィルダネスエデゥケーションアソシエーションジャパン

10.〆 切
二次募集8月31日(日)

11.申し込み
office@weaj.jpもしくはインターネットより

12.コース概要
1)オープニングセッション(9月13日〜14日)
ベースキャンプでWEAの概要、ティーチングクラスの担当、SPECモデルの理解など、WEAのコースを受講するための枠組みを理解します。
2)プレエクスペディション(9月15日〜17日)
ベースキャンプ周辺に小旅行に出かけ、野外生活技術の基礎を理解します。
3)LNTセッション(9月17日〜21日)
LNTのマスターエデュケーターのコースを行います。前半はベースキャンプで、後半は大雪山系で実践を交えたワークショップを行います。
4)エクスペディションセッション(9月20日〜25日)
大雪山系に5泊6日の遠征に出かけます。山中でLNTセッションの修了式や、WEA6コアスキルのティーチングクラスを行います。
5)クロージングセッション(9月25〜26日)
ベースキャンプに戻り参加者の最終評価、WEAの修了書授与式を行います。

13.装備
登山に適した服装一式(コース中洗濯は可能ですがある程度の日数分を持参してください/次のものは必ず服装に含んでください。コース期間中降雪の危険性もありますので、防寒対策はしっかりお願いします;ニット帽、防寒グローブ、防寒着(ダウンジャケット等)、厚手のソックス、破ってもよいTシャツ1着(綿可)/綿製品の衣類は山岳活動に適していません)、レインコート、スリーピングバック(4シーズン用可)&スリーピングパッド、食器&武器(スプーン&フォーク等)、カップ(保温性のあるマグカップ適)、ナイフ、バックパック60リットル以上、登山靴、運動靴、ヘッドランプ、換え電池、水筒(1リットル)2本、ガイドロープ(8mm20m〜)、スリング(60cm)4本、スリング(120cm)2本、カラビナ(スリング用)6、安全環付カラビナ2、ハーネス、ハイキングストック、ツェルト、コンパス、ビニール袋大(5〜6枚)、ジップロック中(5〜6枚)、ジップロック大(5〜6枚)、スタッフバック20〜30リットル(適宜/バックパックの中の荷物の整理に使います)、新聞紙、マッチorライター、洗面用具、常備薬、筆記用具

14.欠席に関する特別処置
LNTセッション(9月17日午後〜19日午後) のうち、1泊2日以内であれば、コースを一時的に欠席することができます。ただし、LNTセッション中に1日でも欠席すると、LNTマスターエデュケーターの資格を取得できません。また、欠席中のWEAカリキュラムにつきましては、別途遠征中に指導検定しますのでしっかり自習してください。欠席に伴う参加費の返金はいたしかねますのでご了承ください。

15.LNT事前課題
LNTコースでは、以下のトピックから、コース中に他の参加者に対し指導することが義務づけられています。以下に挙げるリストから、自分が指導したいものを1つ選択し、指導のための教材、情報が必要であれば、事前に準備して持参してください。どのトピックスを選択したかは9月17日のオープニングセッションで伺います。
1)LNT7大原則
(1)事前の準備と計画
(2)影響の少ない場所での活動
(3)ゴミの適切な処理
(4)自然をそのまま残す
(5)たき火の最小限の使用
(6)野生動物の尊重
(7)他者への配慮
2)その他の原則
(1)人工的な施設(例えばキャンプ場内等)でのLNT
(2)熊の生息地でミニマムインパクト
(3)障害者に対するLNT
(4)インパクトを受けた環境の回復
(5)地域の(山に住んでいる)人にとってのLNT
(6)地域の生態系、エコシステム、植生
(7)野外におけるテクノロジーの利用
3)野外活動別の原則
(1)ロッククライミング
(2)トレイルランニング
(3)マウンテンバイク
(4)シーカヤック
(5)乗馬

16.WAFAコースについて
WEAアウトドアリーダーを取得するためには、野外救急法の36時間以上(Wilderness Advanced First Aid)の資格が義務づけられています。本コース直前にあたる9月9日(火)〜12日(金)に国立大雪青少年交流の家にてWMAJ主催により、WAFAのコースが開催されます。まだ資格をお持ちでない方は、連続して参加することも可能ですので、ご計画ください。
主催:Wilderness Medical Associate Japan
日時:9月9日〜12日
場所:国立大雪青少年交流の家
費用:7,5000円
資格:Wilderness Advanced First Aid
最少催行:6名
備考:不開催の場合は各自でWilderness Advanced First Aid以上を取得してもらうことになりますが、WEAJでは皆様が効率よく資格取得できるようにできるようにWMAJと連携し、できる限りのサポートと情報提供をいたします。

17.留意点
1)WEAコース中の飲酒について、指定したプログラム以外での飲酒は禁止します。喫煙については、国立大雪青少年交流の家のポリシーにしたがって可能としますが、コースの趣旨をご理解の上、できる限り禁煙にご協力ください。
2)LNTコース中は、コース認定団体であるNOLSのコースポリシーに従い、全日、禁酒、禁煙となります。
3)携帯電話の使用は、自由時間に限り可能ですが、コースの趣旨をご理解の上、必要最小限の使用にとどめるようご協力ください。
4)パソコンの使用も可能です。コース中の自由時間に研修室で、個人的な作業をしていただくことも可能です。インターネットもWi-Fi環境がありますので、接続可能なPCをお持ちの方は利用できます。ただし、これもバランス感覚が重要です。
5)お車でのおこしの方の外出はできるかぎりご遠慮ください。どうしても必要な場合は、事務局に必ず、目的、行き先、所要時間を告げてください。
6)貴重品の管理はすべて自己管理とします。コース中の噴出、盗難に事務局は一切責任をおいませんので、ご了承ください。
7)保険に関しまして、全員東京海上日動の国内旅行保険に加入します。死亡後遺症400万円、入院6000円×日数、通院4000円×日数、賠償責任3000万円、捜索150万円、携行品0円です。補償内容が不足する場合、各自の責任で追加して保険に加入してください。
8)WEA指導者としてふさわしくない行為が認められた場合、ご本人と事務局との協議の上、参加を辞退していただくことがありますので、ご了承ください。その際、参加費は返却しかねますのでご了承ください。

当日お気をつけてご参集ください。お会いできるのを楽しみにしています。

WEAJ理事一同