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2018 LNT Master Educator Course Report

10月 1st, 2018 | Posted by admin in 未分類

9月20日から24日にかけて、台湾からNOLSインストラクターであるGuan Jang Wuを招聘し、4年ぶりとなるLNTマスターエデュケーターコースが、京都YMCAサバエキャンプを舞台に開催されました。5日間のコースにうち、2日目から4日目まで比良山への2泊3日の遠征を行い、実際のバックカントリーで、LNTのテクニックとティーチングの技を磨きました。LNTだけではなく、比良の大自然と、琵琶湖の雄大さに触れ、改めてこの自然をいつまでも残したいと思える5日間となりました。


参加者所感

越生寛子(神戸YMCA)それぞれが責任を持ち、準備したティーチングに対して参加者同士や講師からしっかりとしたフィードバックがあることで、日が経つごとにティーチングのレベルも上がっていくのを実感した。ティーチングやリーダーシップで、自分自身も強みや弱みを明確に知れたのがすごく良かった。コース中、レッスンだけではなく、みんなそれぞれが自然を楽しみながら成長していった。自分が人にLNTを教えていくときも大切にしていきたいと思った。

 

 

船越義正(日本キャンプ協会)
そこにあるものを、そのままに残す。一見、消極的にも思えるスタイルだが、じつは自然の中に身を置くと、都会での立ち振る舞いを、そのまま自然環境の中に持ち込んで、快適に身を任せるというスタイルが幅を広げて来たようにも思える。今一度、ありのままを、ありのままに残して行こうという思いからの自然環境へのアプローチの考え方、在り方、ノウハウを学びなおした、ということに他ならないと思う。そこにあるもの、ありのままを伝え、繋いで行くことが発条なら、それは実に積極的なことではないか。

 

阪田晃一(神戸YMCA)
初めてLNTに出会った時、それまで頭の中でしかわかっていなかった「Sustainability(持続性)」や、「Minimam Impact(最小限の影響) 」について、こんなにも合理的に、そして学習という面で楽しく、汎用性の高い教材となっていることに驚いたことを覚えている。日本のキャンプ場に、そこに来る指導者や子どもたちのこのLNTの考えた方を広め、教育的にさらに価値のある活動にしていきたい。会場を提供してくれた京都YMCA、遠方より駆けつけてくれた講師のGuan、同時通訳とコースの開催に尽力していただいた岡村さんに感謝したい。

 

山本亮司(神戸YMCA)
自身の理解を深めるため、また組織キャンプの更なる発展を目指して参加したコース。トレーナーコースとは違う”責任”と”役割”を感じた5日間となりました。答えを求めるよりも共に考えることの難しさを知りました。大切なことは今後のアクション。次へつなげるため、指導者養成に力を注ぎたいと思います。だれもが当たり前のように7原則を体現できる社会を目指して。

 

 

中村彰利(京都YMCA)
私にとってこの5日間での最大の魅力的な経験は、担当したティーチングクラス(TC)をSPECモデルで実践することへの挑戦と、その後のフィードバック、仲間のTCの実践を体験すること、仲間へのフィードバック。この一連の流れが単純なようでとても大きな学習効果をもたらすことを実感できたことです。その題材としてLNTの理念を学べたこと、すべてが非常に貴重な時間でした。そして、ここで得たことを今後の活動で実践していくことへの重圧がとてもすごいです。

 

 

三浦壮一郎(東京YMCA)
“Leave No Trace”の素晴らしさは、正か否かという人間が安心しやすい二元論の解ではなく、考え学びつづけることの大切さを伝えているところである。自然と人間の切っても切れない関係性をより良いものに保つべく、その努力と配慮の方法を、クリティカルな根拠とともに学ばせてくれるのである。私がLNTを知ったのはおよそ10年前になる。「今までと何かが違う。これは良いものだ」と思った直感は今、実感に変わった。これからMaster Educatorとして、多くの若者や子どもたちにLNTを伝えていくことを楽しみにしている。

 

自然と向き合う事は今までの自分のあり方と向き合う五日間であった。初めてLNTに出会った三年前一度頭の中で理解していたはずなのにいざ責任をもち役割を持ってとなると立ち止まってしまう事が多かったがまたその悩みも一つの楽しさで有った。本来であればチャンスは何度もないのに他の参加者より多くのティーチングクラスを持てた事を幸せに思う。他者に与えられたものをそのまま受け取るのでは無くその時々や今いる自分の環境を考え柔軟に対応する大切さを学んだ、微力ではあるが自分の活動できる範囲で最大限の活動をし日本の野外教育の未来がより良いものになる様尽力したい。


講師所感

Guan Jang We(国立台湾体育大学)
I was invited to teach a Leave No Trace Master Educator Course with Dr. Taito Okamura on September 20-24th in Japan. This event was hosted by Kobe YMCA using Camp Sabae as base. It was my third time teaching LNT MEC in Japan, but the last course was almost 3 years ago. There was a typhoon that impacted Kansai area a month before that had me worried but everything turned out fine. Camp Sabae, by the famous Biwako lake, was a great location for hosting such an event. We used the camp for preparation for expedition, and some teachings. The expedition was about one hour away in a very diverse mountain environment around 2000meters. Our destination has a highland swamp, some beautiful trails, lovely creeks running by, and on top of the hills, a stunning view of Lake Biwako. Our participants were very well prepared for this course, from college students to almost retired camp volunteer, their background are as diverse as the environment. All students did a great job teaching their chose topics, as well as lots of great discussions generated by teachable moments. After the expedition, the group felt refreshed from a quick dip at a nearby hot spring, a great tradition to end a hiking. The last day filled with more lessons and learning about action plans. Students were inspired and excited by the possibility of newly learned skills and knowledge. I personally learned a lot from the environment and the students. I hope they do the same.

 

岡村泰斗(backcountry classroom Inc.)
この度は、LNTマスターエデュケーターコースにご参加いただきありがとうございました。今回神戸YMCA主催、京都YMCA会場と、YMCAにお世話になりっぱなしのコースでした。ゆえに、組織キャンプをバックグランドする方々がお集まりいただけたことは、今後、LNT、WEAを組織キャンプで普及していく上で、とても力強い仲間を得ることできました。WEAJは、この10月にいよいよ海外初の正式なブランチとして次のステップに進みます。LNTセンターも、いよいよ海外ブランチの制度をスタートさせたようです。中国、台湾、フィリピンでは、すでにLNTが当たり前のように広まっています。今回国内に頼もしい仲間を得たとともに、アジアの仲間とも手を取り合って、野外教育の道を歩んでいく、そんな決意を新たにしたコースでした。


活動記録

[9月20日]
オープニングセッション
・LNTヒストリー
・スペックモデルワーク
・スペックモデル
ティーチングクラスアサイメント

 

 

 

[9月21日]サバエキャンプ-八雲ヶ原
・琵琶湖のためのLNT
・事前の計画と準備
・ゴミの適切な処理(トイレ)
パッキング
八雲ヶ原登山
・集団登山のLNT
・ゴミの適切な処理(食べかす)

 

 

[9月22日]八雲ヶ原
・高層湿原のためのLNT
金糞峠ハイキング
・影響の少ない場所での活動
・最小限のたき火の影響
野外パーティー

 

 

[9月23日]八雲ヶ原-サバエキャンプ
武奈ヶ岳ご来光登山
・他のビジターへの配慮
・見たものはそのままに
イン谷口下山
温泉
・フロントカントリーのためのLNT
・シーカヤックのためのLNT
・浜辺のためのLNT
・野生動物の尊重

[9月24日]
・こどものためのLNT
トレーナーコースの開催方法
スラッグライン
クロージングセレモニー

 


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