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2016 Tsukuba WMTC WFA Course Report

3月 14th, 2016 | Posted by admin in 未分類

スクリーンショット 2016-03-14 8.48.113月9日〜11日に、つくば市豊里ゆかりの森にて、国内初のWilderness Medical Training Center: WMTCの野外救急法Wildernee First Aid:WFAコースが行われました。北は宮城県、南は兵庫県から、10名の野外教育指導者が集結しました。3日間にわたり、レクチャー、スキルラボ、シミュレーション、ケーススタディと多彩なカリキュラムを修了し、国内第1号のWMTCメンバーが誕生しました。報告書には国内初出しのテクニックや、新しいSOAPノート、デジタルハンドブックデモ動画)の情報も満載です。是非続きを読むをご覧ください。国内唯一のライセンス団体の野外救急法コースのサイト、WMTCフェスブックも要チェックです。

3月9日
9:00−10:00ガイダンス
この日は場所をWEAJの事務局に移して、レクチャー中心のクラスでした。まずは、全員で日本地図を作成し、日本で一番教えてあげたい自然を紹介し、自己紹介をしました。ただそこに行くには、WFAやWFRの技術が必要であることを改めて認識しました。茨城のディテイルはさすが!
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10:00-12:00/13:00-15:00傷病者ケア、主要3器系外傷
WMTCでは、デジタルレクチャーとホワイトボードレクチャーの二刀流で、対象、環境、内容に応じて、最適なツールを選択します。法的課題、傷病者ケア、防衛反応はデジタルレクチャー、↑ICP、ボリュームショック、呼吸不全はホワイトボードレクチャーで、ライブ感満載で行いました。
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15:00-17:00一次救命
すべての傷病の基本となる一次救命(BLS)を行いました。都市救急の方法と比較し、実際に野外の文脈では、異なった判断と、技術が必要であることを理解しました。固定→意識→呼吸→循環→固定→回復体位。

3月10日
8:00-9:00脊椎評価
WMTCでは脊椎評価の技術がWFAに含まれているので、脊椎固定をBLSに含めることができます。BLS→STOP&THINK→SOAP→脊椎評価です。
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9:00-10:30SOAPノート
WMTCのSOAPノートは、A3三つ折り裏表と、他のプロバイダーに比べると、ややボリュームがあります。ただ、SOAPノートに従って正しく記録をつけていくと、正しい判断、妥当な避難計画の決定に行き着く優れものです。デジタルハンドブックの活用法と合わせ、徹底的に書き方のトレーニングをしました。
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10:30-12:30シミュレーション1
最初のシミュレーションのレッドフラッグは↑ICP。傷病者評価システム(PAS)を頭で理解していても、実際の傷病者を目の前にすると、なかなかプロトコル通りにいきません。まだまだ1回目。これから、これからです。
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13:30-15:00四肢のケガ、スプリント
サムスプリントを使った、四肢の各部の固定法です。何となく使い方を分かったつもりでいたものの、本当に現場で使えるサムスプリントの使い方を学習しました。不安定な手首、不安定な足首、安定した足首、安定した膝。
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15:00-17:00シミュレーション2、SOAPノート復習
シミュレーションには、座位の姿勢に、参加者の応用力が問われるケースでした。ついつい処置に意識がいってしまい、SOAPノートをスキップする傾向がありましたが、SOAPをしっかりつけて行かないと、本当に重大な傷病を見逃してしまいます。シミュレーション後、急きょ全員でもう一度SOAPノートの付け方を確認しました。
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3月11日
8:00-10:30低体温パッケージ、低体温
本当に低体温になりそうな寒さのなか、VPUの傷病者の低体温パッケージを行いました。その後ホワイトボードで低体温のレクチャー。数人リアル「寒さ反応」を発症し、理解がより深まりました。
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10:30-11:30創の処置
WMTCでは、ハイリスクの創の処置も、リアリティを追求。豚足を使って、汚染された創と洗浄と保護を行いました。使い終わった豚足を食べられればいいのに・・・。
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13:00-14:30シミュレーション3
このコース最後のシミュレーションのレッドフラッグは、ハイリスクな創と開放骨折。3回目となるとPASの手順も確実で、SOAPノートもしっかり活用でき、技術がしっかり定着してきたことを確信できました。
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14:30-15:30脱水、熱中症
よく起こるけれども、実は侮れない脱水症。熱疲労、熱射病、低ナトリウム症と合わせ、これらの障害のメカニズムと関連をしっかり理解できました。

15:30-16:30疾病評価
医師でも疾病の診断はなかなか難しいですよね。WMTCでは、傷病者のS/Sxから、避難レベルを特定することを目的にします。9のケーススタディを使って、避難レベル同定のコツをつかんでいきました。

16:30−17:30アレルギー反応
最後のクラスはアレルギー反応、アナフィラキシーです。エピペン以外にもさまざまな方法で、アナフィラキシーの対応方法を確認しました。

17:30-18:00まとめ
3日間お疲れさまでした。これからもしっかりスキルをメインテナンスし、みなさんの実践の事故予防と、万が一のときの適切な対応にお役立てください。また3年後の更新講習でお会いしましょう。
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